忍者の隠れ蓑

クソデッキの墓場。

ポケカPJCS2021反省会

このブログは、一般敗北者の大会の記録を淡々と示すものです。

過度な期待はしないでください。

 

 

こんにちは、そしてお久しぶりです。

今回、2021年7月17日に開催されたPJCS2021カードゲーム部門に参加して参りましたので、その記録と反省を兼ねて久々にブログを更新することにしました。

 

以下、さっそく振り返りを始めたいと思います。

 

目次

1.事前準備

 ・環境考察

 ・デッキ調整

2.当日 結果

 

3.感想

 

 

事前準備

・環境考察

PJCSが当選した瞬間からデッキ考察を開始。当時は「摩天パーフェクト」「蒼空ストリーム」の発売前でしたが、本番は発売後。とりあえず新弾のデッキを考察することにしました。

 

間違いなく環境に来ると確信していたのは、パッケージの2体。つまり、

・ジュラルドンVMAX

レックウザVMAX

このうちレックウザの方は、事前にyoutuberに盛大に持ち上げられ、既に炎軸と雷軸のテンプレート構築が出回っている状態。

逆にジュラルドンVMAXはyoutuber的な評価は低いようで、disられてるようなものが大半だったと覚えています(全部のチャンネル確認したわけではありませんが)。

 

しかし、それで「ジュラルドンは弱い」と決めつけるのは流石に早計。

「特殊エネを貼るとダメ通らない」

「一撃軸とドータクン軸が可能」

「Vは一撃で落とせる火力」

「特性貫通」

ぱっと思いつく限りでもこれらの点は非常に強力であり、絶対に意識する必要があると考えました。

 

また、既存の環境デッキにも強化が入っています。例えば、

チャーレムを獲得した「連撃ウーラオス

・ガラルフリーザーを獲得した「黒馬バドレックス」

・ガラルファイヤーを獲得した「悪パーフェクション」

スイクンVを獲得した「白馬バドレックス」

・レスキューキャリーを獲得した「連撃カラマネロ

ウルガモスVを獲得した「小ズガドーン

 

また、強化は受けていないものの、環境に居残ることが予想されるデッキは、以下と考えました。

ニンフィアバレット系統

リーフィア

・グレイシア

ブラッキー+α系統(ビクティニ、ゲンガー、一撃ウーラオス

・連撃インテレオン

・ムゲンダイナ

・三神系統

・炎orオーロラパーフェクション

ジュナイパー

 

 

更に、上記で想定していなかった、当日までに環境に浮上してきたデッキ。

スイクンチルタリス

・雷パーフェクション

 

とりあえず、これらのデッキを想定して、デッキ選択と調整を進めていくことにしました。

 

 

 

いや多すぎるが?

 

 

 

全部のデッキを組む時間も金銭的余裕もない。

身内に対面練習をお願いするにしても、この数は網羅できない。

何より、デッキが多すぎて、握る山を絞り切れない。

 

それでも組める限りのデッキを揃え、でも納得がいかず、悩みに悩み続けた結果。

 

「もう雑に強いデッキを握ればなんとかなるやろ」(諦め)

 

そう結論づけ、使用デッキを以下に絞りました。

 

・連撃ウーラオス

・黒馬バドレックス

・連撃テンタクル

 

本当は悪パーフェクションも候補に入れたかったのですが、カードが揃えられませんでした。

 

それぞれのメリット・デメリットは以下。

連撃ウーラオス

メリット

・サイドを1ターンで大量に削る全体火力

・裏工作による安定感

チャーレムでのエクストラターン

 

デメリット

・一番メタられてる

・ベンチバリアのミュウがほぼ確定飛んでくる

・超弱点

 

黒馬バドレックス

メリット

・安定感のある初動

・青天井火力

・ゲンミミでの事実上追加ターン

 

デメリット

・悪弱点

・全体的にHPが低め

・人気のレックウザに不利

 

連撃テンタクル

メリット

・非エク

・青天井火力

 

デメリット

・火力を出すまでに補助カードが多い

・連撃ウーラオス、黒馬バドレックス対面が決して有利ではない

 

どれを選んでも強力。不利対面でも勝ちうるスペックもあり、対面と引き、プレイング次第で勝てるデッキ。この中で絞り込むにも、決め切ることができませんでした。

 

その中で、握るデッキを決めた決めては、練度。

つまり、デッキを回した経験が多いデッキであること。

本番3日前、
私は連撃ウーラオスを選びました。

 

デッキ調整

当日握った構築は以下になります。

 

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(疲れたので以下である調でお送りします)

 

採用カード解説

・れんげきウーラオスV、VMAX 3-3

コンセプト。

れんげきウーラオスVはできれば4入れたかったが、初動で1、試合中に2体立てれば良いので1削減。

 

・メッソン、ジメレオン、インテレオン 4-4-3-1

いつものクイックシューターライン。

メッソンは、ジメレオンまでは絶対アクセスしたいので4。

チャーレム採用の関係でクイックシューターを2は立てたいので3。

とはいえ裏工作インテレオンもあると便利なシーンは結構あるので、1採用。

 

チャーレムV 1

新弾のバグカード。

これのおかげで3-2-1でのサイド獲得が通しやすくなり、パワーが明確に上がった。

 

ジラーチGX 1

あるかないかで超タイプへの可能性が明確に変わるので採用しない理由なし。

なお、黒馬バドレックス対面だけはこれがあっても不利。

 

デデンネGX 1

サポ権をボスに割きたい場合や、ポケモンサーチでアクセスできるドローソースが1枚ほしかったため採用。

 

ミュウ(ベンチバリア) 1

同型対策。

 

クイックボール 3

一番審議あるであろう枠。

捨てたくないカードがあまりにも多すぎること、後述のキバナにより後手1はなかまをよぶが選択肢にできること、とりあえず初動は1体ウーラオスにアクセスできれば何とかなると感じたため、思い切って3採用。

 

レベルボール 3

メッソン、ジメレオン、ミュウがサーチ対象。

メッソンは初動で絶対呼びたいカードであり、かつジメレオンまではアクセス可能。

ただしインテレオンまでは流石に行けず、後半に行くにつれて邪魔になるため、3採用。

 

ポケモン通信 3

ポケモンの総数が多めなこと、序盤に引いたインテレオンを戻して博士を打ちたいシーンがあること、種進化をどちらもサーチ可能であるため、3採用。

 

しんかのおこう 2

ジメレオン、インテレオン、ウーラオスVMAXが対象。

初動に使えないため2採用だが正直3入れたかった。

 

ポケモンいれかえ1、あなぬけのひも1

入れ替え札。

裏工作サーチで使い分けたいので1-1採用。

 

リセットスタンプ 1

逆転の一手。

裏工作があるため1採用。

 

ツールスクラッパー 1

隠密フードの採用率が伸びているため採用。

裏工作があるため1採用。

 

ふうせん 1

入れ替え札3枚目。

Uターンボードと相談だが、ウーラオスにも貼れるためこちらを採用。

 

くろおび 1

巨大連撃を実質1エネで撃つ最強カード。

 

望遠スコープ 1

巨大連撃の火力を150に上昇。

疾風突きでVMAXを削り、チャーレムでミュウを落としEXターンを得て、巨大連撃と動く際、これがあると1ターン6枚獲得の狙いやすさが跳ね上がる。

 

博士の研究3、マリィ3

ドロサポ。

捨てたくないカードが多いが、エネルギーを引けないことが多いデッキのため博士のドロー枚数は非常に魅力的。

よって3-3採用。

 

ボスの指令 2

最強サポート。

本来ミュウをしばくのに必須だったので3採用が好きだったが、チャーレムを得たため2に削減。

 

キバナ 1

気絶後限定だが、1エネ加速しつつ好きなカード持ってくる最強カード。

不意の巨大連撃や、後手1なかまをよぶからの巻き返しに便利だったため、1枚採用。

 

水の塔 2

入れ替え札。

疾風突きの火力を維持するためにはほぼ必要不可欠。

 

頂への雪道 1

ミュウミュウのパーフェクション封じ、ザマゼンタやジュラルドンの突破に使用。

フィニッシュのタイミングで1貼れればいいと思い、1採用。

 

れんげきエネルギー 4

最強なので割愛。

 

基本闘エネルギー 4

ストーン闘やキャプチャに割かれることの多い枠だが、ジュラルドンケア、およびキバナのパワー伸ばしのため4採用。

 

 

 

当日 結果

※記録を取っていたわけではないため、「確かこんな流れだった」くらいの記憶をたどって書いています

 

day0

JCS前日、金曜日。

華麗に定時退社を決め、その日の夜に出発。

事前に購入していた切符の乗車日時を間違えており、泣く泣く買いなおす事態に襲われながらも夜11時頃名古屋入り。

駅中にたむろするヤバい見た目の女に震え上がりながらネカフェに移動し、人生初のネカフェ泊を決行。

 

しかし、冷房を調整できない&地獄のような寒さにより、ブランケットにくるまっても寒すぎて寝れず。

凍えながら夜を過ごし、寝不足のまま当日を迎えることになった。

幸いにも風邪は引かず、当日朝の体調チェックは問題なく突破したが、気分最悪の状態で臨むことになった。

 

day1

1回戦 三神オーロラパーフェクション 後手

相手ダメカン210ガラルファイヤーV、ダメカン60クチートV、デデンネVがベンチ。ミュウはなし。

自分の場には基本闘がついたウーラオスVMAX、ジメレオンが1体。

トップでクイックシューターインテレオンをドロー。

クイックシューターでファイヤーを倒し、回収したサイドから連撃エネルギーを引き込む。

握っていたボスの指令でデデンネ前、巨大連撃でデデンネクチートを一掃。1ターン6枚回収を実現し勝利。

連撃ウーラオスの強みが発揮されたかのような、気持ちの良いスタートを切った。

 

1-0

 

2回戦 三神ザシアン 先行

相手バトル場クロバットV、自分ウーラオスでスタート。

手札にはレベルボールとメッソン、博士の研究。あとボスとかくろおびとか、とにかく目先の状況では使えないカードだったはず。

レベルボールでメッソンをサーチし、2体ベンチに展開してターンを返す。

 

返し、お相手はプレシャルボールから三神をサーチ、そのままベンチ。水エネ手張り。 

クイックボールでデデンネをサーチ、そのままベンチ。デデチェンジでドローし、ベンチにザシアンVを出す。ふとうのつるぎを使用し、山札の上から3枚を確認

 

「鋼エネ3枚付けます」

「は?」

 

落ち着け。

そう、まだ鋼エネが付いただけ、ゲームは始まったばかり。

とはいえ、手札に盤面を変えるカードはない。くろおびだけウーラオスにつけ、博士の研究を使用。

ここからジメレオンを展開しつつ、疾風突きでバトル場のクロバットを倒してサイド先制をしたいところ。

手札を確認。

 

 

手札:

メッソン

リセットスタンプ

ツールスクラッパー

望遠スコープ

頂への雪道

ジラーチGX

ミュウ

 

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盤面は、変えられなかった。

1-1

 

3回戦 レックウザ(雷軸) 先行

先ほどあれほどの大事故をしたのだ。確率的に次は起きない。

そう思い、気持ちを切り替えて次の試合へ。

 

バトル場メッソン、相手デデンネでスタート。

 

初手の微妙さに絶望する。クイックボールとメッソンこそあるため初動は問題ないが、残りがツールスクラッパーにリセットスタンプ、ジラーチにミュウ。先ほど見たメンバーが揃っていた。

しかも暫定相手のデッキがわからない。よって、ジラーチとミュウは切れない。とりあえずクイボでリセスタを切りつつウーラオスをサーチ、ベンチにウーラオスとメッソンを展開してターンを返す。

 

相手のターン、ベンチにメリープを2体展開し、デデンネ2体目でデデチェンジ。レックウザVを置き、万全の盤面を揃えていく。

有利対面とはいえ、この状況は非常にまずい。

当然手札に解決となるカードはないため、トップお祈りしかない。

 

嗚呼、3回戦も手札事故で負けて終わるのか・・・

 

 

相手「マリィ打ちます」

 

 

!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

良かった。

神はまだ私を見捨てていなかった。

顔には出さないようほくそ笑み、手札を山下に入れて4枚引く。

これで後続がつながる。あんなクソ手札とはおさらばだ。

ゴミカードは全部下に送ったのだから、アレ以上に酷い引きをするなんてことはあり得ない。

内心ウッキウキで手札を確認。

 

 

 

 

 

手札:

連撃エネルギー

連撃エネルギー

基本闘エネルギー

基本闘エネルギー

 

次ターンのトップ:クイックシューターインテレオン

 

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1-2

 

 

4回戦 ゲンガーブラッキー 先行

心が死んでいた。

もはやもう1戦やる気も起きない。

ドロップしようと思ったのだが、制限時間終了後はドロップできないと言う。仕方なく対戦席に赴く。

 

バトル場メッソン、相手ブラッキーでスタート。

こちらは順当にウーラオスを育て、疾風突きビートを開始。

対して相手はデルビルにアクセスできない。

終盤にようやく1体立ったが、なぜかゲンガーを育て始めたので、弱点でしばいて終わった。

 

2-2

余談ではあるが、残り4分のアナウンスの後、相手のプレイがめちゃくちゃ遅くなった。

「クイックボールを使ってブラッキー持ってくる」「一撃の咆哮でいちげきエネルギーをサーチする」などの操作だけで30秒ずつくらいは使われ、非常にイライラした。時間切れ狙いだったのだろうか?

 

 

5回戦 悪パーフェクション 先行

4回戦で遅延を食らったため時間ギリギリでの決着となり、再びドロップのタイミングを逃した。よって5戦目に突入。

 

お互い種なしマリガンでスタート。この時点で互いのデッキが割れる。

バトル場ウーラオス、相手ブラッキーダークライGXでスタート。

 

1ターン目。ウーラオス2枚目とメッソンをベンチ、前に連撃エネルギー。

対して相手はミュウミュウ、ニューラ、ファイヤーVをベンチに置き、ミュウミュウを前に送り出してブラッキーダークライのGX技を使う理想的なスタート。

2ターン目、ウーラオスはれんげきエネルギーを切って逃げる。メッソンに交代。返しのターンにメッソンは気絶。

3ターン目。博士の研究でクイボ1レベボ2ウーラオスVMAXにエネまで揃い、最高の引きを見せる。

 

 

勝った。

メッソンの展開、ウーラオスの育成、ジラーチの展開、すべてが可能。

まさに盤石の布陣。

 

まずはレベルボール。これでジメレオンを回収して

 

 

・・・・・・・・・あれ?ジラーチ居なくね?(サイド落ち)

 

 

 

 

 

 

 

その後、ミュウミュウ気絶&リセスタで相手の手札を2枚に、ミュウミュウ2枚目にアクセスされなきゃ勝ち確定という状況まで詰めたが、しっかり引いていたクロバットからタッグコールを引かれて敗北した。

 

2-3(3敗ドロップ)

 

 

 

 

 

 

 

感想

こうして、私の初めての大型大会は幕を閉じた。

本来であれば、デッキ選択やプレイングの反省をするべきなのだろうが、正直私の心境としては運負けとしか思えておらず、反省に繋げられていない(一応2本目はレベルボールでメッソンをサーチしたのが正解か、という問題はある)。

思えば名古屋に行くのも初めてで、結構楽しみにしていたのだが。

初めての思い出が、とても苦いものとなってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

day2

 

 

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名古屋最高!!!!!!!!!!!!!!

また行きたいぜ!!!!!!!!!!!!