没デッキ達を供養したい
※この内容は以前noteに投稿したものと同様です。
この記事は、チェプの調整の記録を淡々と記すものです。過度な期待はしないでください。
初めましての方は初めまして、そうでない方も初めまして。チェプと言います。
今回の記事の目的は、エリア代表決定戦で使用するデッキの模索中に生み出された没デッキたちの供養です。この期間に作ったデッキが結構溜まっており、気に入っている構築のものも多数ありましたので、エリア代表決定戦が終わったこのタイミングで一気に公開してしまおう、というものです。
なお、調整の結果どうなったか、どういう結果だったのかを知りたい方は以前の記事をご覧ください。
それでは早速供養を始めていきたいと思います。
マキシマム・ザ・マスターパックにミステリー・キューブが再録されると知った直後にビルドしたものです。「シータミッツァイル」に対してとりあえず出ればなんとかなりそうなアイアン・マンハッタン、ナンバーナイン、ボルシャック・クロス・NEXをフル搭載、更に1枚からリーサルに届く暴力の化身、伝説の決闘者を4投したパワー構築。キューブガチャの暴力でP・A・R・T・Yしようとしたデッキです。
こちらはキューブ構築を「チェンジザドンジャングル」に寄せたタイプ。「シータミッツァイルに刺さる」と思っていたアイアン・マンハッタンはそのままに、ドンジャングル、ダークマスターズなどキューブで出ても強くデッキ基盤になるカードを採用しました。ドンジャングルからクイーン・アマテラスや幻影ミスキューに繋げることもできるため、大連鎖も狙える面白いデッキでした。
「ハンデスをしつつ、天啓を出されて破産する前の5~6ターン目を目途にキルを狙えるデッキ」を探ところ、黒オーラができるんじゃないかと思い作成。ダイパ殺デー、ジェ霊ニーなどでハンデスを行い、ドラガンザークで〆ます。この時点で無限改造デッキのカードは一部公開されてましたが、目を付けれてなかったです。幽鬼ブチャカティは試しましたが、「ハンデスしつつの最速ドラガンザーク」に拘り過ぎてしまい、墓地が増えないことをマイナスポイントとして抜いてしまった経緯があります。その辺の目線が細くなってしまう点は、まだまだ精進しなければならないですね。
私がビルドしたデッキではありませんが、これ以降のデッキに大きく影響を残したデッキなので紹介。
これまで変わり種なデッキばかり調整しているように見えますが、誰かの作成した構築ではない、私自身がビルドしたものを抽出して載せているだけで、シータミッツァイルや赤青ミッツァイル、ハンデス、赤単B我など環境デッキも当然回しています。このデッキもその一つ。赤白ミッツァイルがせっかく並べたメタクリーチャーを壊さないといけないことに違和感を覚えていたので結構納得のいくデッキでした。
回して感じたのは、ラッキーナンバーの重み。このデッキはラッキーナンバー4宣言をされるとどうしようもなく、実質EXターンを与えてしまうことが多かったです。ただでさえ採用率が高いカードに対して何もできないのは厳しい点だと感じました。
これを解決するには、ラッキーナンバーを打たれても貫通できる構築にする、もしくはラッキーナンバーを打ち返せるようにするの2択。ただし今のGR環境でラッキーナンバーが効きにくい構築というのはかなり構築の幅が狭くなってしまいます。
そこで、これ以降はラッキーナンバーを搭載できることを絶対条件として構築を行っていきます。
テーマは先ほどの通りラッキーナンバー、そしてもう一つが「ノーブルエンフォーサー」。主に赤青ミッツァイルに対して有効札になると考え投入した構築を練り始めました。これはそのうちの1つで、「オーラで2000以上のパワーにしてぶん殴ろう作戦」です。
ここからしばらくエンフォ―サー入りシリーズが続きます。
青緑オーラをコントロールに寄せたタイプ。code1059が付け替え移動効果を持っているので、「GRを横に並べてcode1059をぴょんぴょんさせてエンフォーサーを貫通しよう作戦」です。
帰ってきた印鑑パラス&覇道。
「エンフォーサー無視して超パワーでぶん殴ろう作戦」です。
これらの没理由は単純明快。エンフォーサーが邪魔だったからです。
構築上は確かにケアできてたんですけど・・・入れたいカードが多くて相対的に抜きたくて抜きたくて・・・
ていうかそもそも刺さると思ってた赤青ミッツァイルにミッツァイル複数体とスコーラーでぶん殴られて負けてたんでエンフォーサー路線はここでストップ。あのカード意味ない。
なおこの後、上記3種全てエンフォーサー抜きの方も試してます。
赤白ファイアが持ち合わせていたメタクリーチャーを絡めたビートに、不足していたラッキーナンバーを補おうとしたもの。
一言で言ってしまえば「やりたいことが多すぎて収まらなかった」が没理由です。リリアング&正義の意志にひれ伏せなどを抜かざるを得なかったなど、変に中途半端、というのが正直な感想でした。
また、ザパンプやヤッタレマン入り赤青ミッツァイルの登場により一番期待していた赤青に対するプーンギの刺さりが微妙に、ミクセルもジョー星やパッパラパーリ連打で貫通されてしまうため、白のメタクリーチャーの刺さりが悪くなっていると感じました。そこで、白を抜いて赤青に特化させた方が強いのではないかという考えに至ります。
赤と青の2色に特化させたミッツァイル。前記事を見て頂いた方は分かると思いますが、これが今回エリアで握ったデッキ、その原型です。
とはいっても、この構築は握ったものとはコンセプトが少し違います。この時点ではパラリラセーリングやサンドロニアを活用して手札を減らさず盤面展開、ミッツァイルで魔神轟怒を起動させ〆るということが目的の構築でした。
第二形態。ウェイボールが絡まない試合ではミッツァイルを叩きつけることができないことが多かったため減量。墓地のラッキーナンバーなどを再利用、GR呪文から実質2面展開、ブロッカー停止などが一人で可能だったイグゾーストを4投に。この時点でほとんど完成しています。
一番悩んでいたのはゴルドーザの2枠でした。MANGANOの5枚目以降を期待して採用したのですが、このデッキでは殴りたいターンまでに相手の盾がほとんど削れてないことがほとんどで、1点×2回攻撃だけではMANGANOの代わりにはならなかったんですね。
そこで、もうフィニッシュ自体はMANGANOとミッツァイルに絞り、この2枠は完全な自由枠として以下のようなカードを試しました。
・印鑑D
ゴルドーザと大体役割は同等。ただ、こちらは2枚ドローがあること、ラッキーナンバー宣言4を貫通して叩きつけることができる点で評価しています。
・スープリンス
「新世壊」ケア。このデッキでは青魔導具対面が相手の引き運が悪いことを祈るしかなかったため、最低限のケア要素として入れていました。
最終的に採用したのはSMAPON。元々ナンバー対策に仰ぎ見よを2投しようとしていたのですが、それをしてしまうと赤マナの数が14枚になってしまいます。元々少なめなのに更に少なくするわけにはいかず、赤のトリガーで有用なカードを探した結果こいつに辿り着きました。
その他細かいカード変更を繰り返し、最終構築が完成しました。
最終構築については、前記事に戦歴などと共に詳しく記載してあります。気になった方はそちらもご覧ください。
今回供養するデッキは以上となりますが、一つ一つのデッキに何度も中身を弄っていたので、細かい違いを含めると多大な量になります(乗せなかった理由は構築を直接弄っていたためその時何入れてたかとか何枚入れてたとか流石に覚えてなかったからです)。
私自身これほど使用デッキに悩んだことはなく、変わり種デッキからガチデッキまで大量に制作・調整したのも初だったため非常に大変でした。
なおこの期間は常にデッキのことを考えており、深夜(午前3時くらい)に突然新プランを思いついてプランをBushi君(@Fushi_Bushi2017 )のLINEに投げつけたり、毎日のようにvaultに呼びつけたりしていました。散々vaultで対面させられてやっと睡眠した翌日、LINEに新構築理論が溜まっていることに気づく日々を送っていたであろう彼は恐らく私の苦労を軽く超えていたと思います。
このデッキ達、及び調整に付き合ってもらった全ての方に感謝を。
改めて、エリア代表戦お疲れさまでした!